相談の準備

クラウドファンディングの初回相談で伝えたい3つのこと:準備メモの作り方

 文:CROWDFUNDING SUPPORT 編集部/監修:たーなー先生(田中直人)

クラウドファンディングの相談は、企画が固まっていなくても始められます。挑戦したいこと、時期、思いの三つをメモにして伝える方法を紹介します。

クラウドファンディングの初回相談では、「挑戦したいこと」「公開したい時期」「その挑戦にかける思い」の三つを伝えれば、十分に話が始まります。企画書も、目標金額も、まだ決まっていなくて構いません。ぼんやりとした段階こそ、一緒に整理する価値があります。この記事では、三つのことを書き出す準備メモの作り方、相談当日の流れ、相談のあとに進む五つのステップを紹介します。相談を考えているけれど、何から話せばよいか分からない方に向けた案内です。

初回相談で伝えたい三つのこと

準備メモには、次の三つを書きます。一つにつき、二、三行で十分です。

伝えること書き方のヒントメモの例
挑戦したいこと何を、どこで、誰とやりたいか地域の広場で、子どもたちと歌う催しを開きたい
公開したい時期実現したい日、間に合わせたい日秋の催しに間に合うよう、夏には公開したい
思いなぜ、今それをやりたいのか子どもたちに、人前で歌う喜びを知ってほしい

三つのうち、最も大切なのは「思い」です。目標金額や手順は、相談しながら決められます。けれども、挑戦にかける思いは、ご本人にしか語れません。うまく言葉にできなくても、メモには「なぜか気になっていること」「きっかけになった出来事」を、そのまま書いてください。

メモを書くときの三つのコツ

きれいにまとめようとしない

メモは、相談のための下書きです。文章の整った完成品を目指さず、思いつくままに箇条書きで構いません。話しながら整理するので、むしろ生の言葉のほうが、核心が見えやすくなります。

できていることと、まだのことを分ける

すでに決まっていること(場所、仲間、日程の候補)と、まだ決まっていないこと(金額、お返し、見せ方)を分けて書いておきます。分けると、相談で何を話し合えばよいかが見えます。決まっていないことが多くても、それが相談の材料になります。

聞いてみたいことを一つ添える

「どのくらい前から準備するとよいか」「自分たちの挑戦は向いているか」など、気になる質問を一つ添えます。質問があると、相談の時間が実りあるものになります。

手元にあれば話が早い材料

次のものが手元にあると、相談の時間が有意義になります。なくても相談はできますので、あるものだけで構いません。

材料役立つ理由
活動の写真(過去の発表、現場の様子)活動の雰囲気が伝わり、ページの材料を考えやすい
ホームページやSNSのリンクこれまでの発信や、つながりのある人の広さが分かる
仲間の人数と顔ぶれ役割分担と、公開中の発信の体制を考えられる
実現したい場所や日程の候補公開日からの逆算を始められる
お金が必要な項目のメモ目標金額の積み上げの出発点になる

材料の中でも、写真は特に役立ちます。写真を見ながら、「この場面がいちばん好き」「この日が忘れられない」と話すだけで、ページの物語の種がたくさん見つかります。

よくある不安と、その答え

  • 企画が固まっていないと相談できないのでは? 固まっていない段階の相談こそ歓迎です。一緒に整理します
  • 小さな挑戦でも相談できる? 地域の団体、お店、音楽や舞台のつくり手の挑戦に対応しています
  • 遠方でも相談できる? オンラインで、全国から相談できます
  • 費用はどう決まる? プロジェクトに応じて、ご相談のうえお見積もりします

相談当日の流れ

CROWDFUNDING SUPPORTへのご相談は、お問い合わせフォーム(ページ内の「挑戦を相談する」)、またはLINE(AtoNO Records、ID: @nnj7691r)から受け付けています。オンラインで全国から相談でき、英語でのお問い合わせにも対応しています。相談では、おおまかに次の順で話を進めます。

  1. 挑戦したいことと、公開したい時期をうかがう
  2. 思いや、これまでの歩みを聞かせていただく
  3. 今ある材料(仲間、場所、写真、つながり)を一緒に確認する
  4. 公開に向けて、今の時点で何から始めるとよいかを整理する

話しているうちに、当たり前だと思っていたことが、実は挑戦の大きな強みだったと気づく場面があります。

メモは、相談の前日に一度だけ読み返します。読み返したとき、書き足したくなった言葉があれば、それがいま最も気になっていることです。そのまま相談の場で話してください。話の順番は自由で、思いつくところから始めて構いません。

相談のあとに進む五つのステップ

CROWDFUNDING SUPPORTの進め方は、五つの段階に分かれています。

段階内容
ご相談挑戦したいことと時期を伝える
設計目標、リターン、見せ方を組み立てる
準備文章、写真、動画、音楽を整える
公開・伴走公開中の発信を続ける
報告支援者への報告と、次につながる関係づくり

公開したい日の90日前から準備を始めるのが目安です。そのため、相談は早めに入れるほど、余裕のあるスケジュールを組めます。料金は、固定の料金表ではなく、プロジェクトの内容に合わせて、ご相談のうえお見積もりします。

相談のあとの宿題は、小さく

相談が終わったあと、次の面談までにやることは、小さく決めます。たとえば「仲間に挑戦のことを話してみる」「活動の写真を十枚選ぶ」「公開したい日をカレンダーに書き込む」といった作業です。小さな宿題を一つずつ終えていくと、準備が自然に前へ進みます。相談の場では、次に何をするかが明確になるまで一緒に整理しますので、帰り道には、やることがすっきり見えているはずです。

まず話してみることが、いちばん大きな一歩です。言葉にして誰かに伝えると、頭の中だけで考えていたときには見えなかった、挑戦の輪郭が浮かんできます。話した内容は、そのままページの物語の下書きにもなりますので、相談の場で出た言葉は、メモに残しておくと役に立ちます。

代行ではなく、伴走というかたち

CROWDFUNDING SUPPORTは、代行ではなく伴走のかたちで支えます。ページの公開と支援金の受け取りは、起案者ご本人(団体)の名義で行います。挑戦の主役は、あなたです。私たちは、プロジェクト設計、物語と動画・音楽、リターン設計、広報と伴走の面から、挑戦をともに形にしていきます。

補助金・助成金との併用を考えている場合は、制度ごとに要件が異なるため、個別にご相談の中で一緒に整理します。補助金の相談は、12FUNDでも受け付けています。

運営は、株式会社エートゥーナンバーレコードです。代表のたーなー先生(田中直人)は、伊豆山の野外ステージづくりで、CAMPFIREにて173人から1,000万円以上の応援を集め、CAMPFIRE 静岡県まちづくりランキング2023年1位となりました。その経験を、これから挑戦する方の相談に生かしています。

まずは気軽にメモを送ってください

準備メモは、短くて構いません。挑戦したいこと、公開したい時期、思いの三つを、お問い合わせフォームかLINEから送ってください。話すことが整っていなくても、どうぞ気軽にお声がけください。あなたの挑戦を応援する仲間づくりを、一緒に始めましょう。

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