Music for your video
クラウドファンディングの動画に使う音楽の選び方
クラウドファンディングのページに置く紹介動画は、見る人の気持ちを動かす大事な入口です。そして、動画の印象は、画面だけでなく音楽でもずいぶん変わります。ただ、音楽は「好きな曲を入れればいい」というものではありません。誰が作った曲か、使ってよいか、公開してよいかを確かめないまま公開前日を迎えてしまうことも少なくありません。この記事では、紹介動画の音楽を選ぶための考え方を、入手方法・権利の確かめ方・長さと音量の整え方の順に整理します。
- 動画の音楽の入手方法は3つ:①自作する ②作ってもらう(依頼) ③素材(ライセンスつきの音源)を使う
- どれにしても、公開前に確かめるのは「使ってよい条件(目的・期間・場所)」と「プラットフォームの規約」
- 市販の曲を無断で入れるのは避ける。使う条件は、曲の権利を持つ人や団体、プラットフォームの案内で確かめる
- 動画は短く、話し声を邪魔しない音量に。音楽は「盛り上げる場面」だけに
- 音楽まで含めた企画・制作のご相談は、フォームから
音楽が動画の印象を変える
同じ映像でも、静かなピアノを重ねると誠実な印象に、明るいリズムを重ねると前向きな印象になります。支援のお願いをする動画では、無理に盛り上げるより、プロジェクトの思いが伝わる音を選ぶほうが信頼されやすい、というのが私たちの考えです。作詞作曲や歌の指導を長く続けてきた立場から、音楽は「画面を助ける役」だと考えています。ページの文章の組み立ては「ページは物語で伝える」をどうぞ。
入手方法① 自作する
- メリット:費用がかからない、イメージに合わせて変えられる、権利の問題が単純(自分で作った曲)
- 注意:自作でも、既存の曲に似すぎていないか、演奏や歌を他の人に頼んだ場合の権利の取り決めがどうなるかは確認する
- 向く人:音楽が得意なメンバーがいる、短い音で足りる
入手方法② 作ってもらう(依頼)
- メリット:プロジェクトの思いに合わせた曲、動画の長さにぴったり
- 注意:依頼するときに、使う目的(クラウドファンディングの紹介動画)、使う場所(ページ・SNSなど)、期間、あとで他の場面でも使えるかを、書面(メールなど)で残す。費用と納期、修正の回数も先に決める
- 向く人:思い入れのあるプロジェクト、地域やお店の「らしさ」を音で出したい人
当社は、作詞作曲や歌の指導を行っています。たーなー先生は、テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』のエンディングテーマの作詞作曲(2021年・2025年)も手がけています。依頼するときの考え方からご相談いただけます。
入手方法③ 素材(ライセンスつきの音源)を使う
- メリット:すぐ使える、費用が低く抑えやすい、種類が多い
- 注意:素材ごとに「使ってよい条件」が違います。商用に使えるか、クラウドファンディングの動画に使えるか、クレジット(作者名の表示)が必要か、動画サイトにアップしたときに自動検出で止まることがないかを、ダウンロードの前に素材の案内ページで確認する。確認した条件は、ページの画面を保存しておく
- 向く人:すぐに動画を仕上げたい、予算を抑えたい
市販の曲を使いたいとき
好きなアーティストの曲を入れたい気持ちは分かります。ただ、市販の曲には権利を持つ人や団体がいて、使える条件が決まっています。クラウドファンディングのページや動画サイトは、権利者や管理団体と包括的な取り決めをしている場合もありますが、内容は場所によって違い、変わることもあります。入れる前に、①曲の権利を持つ人・団体の案内、②使う予定のプラットフォームと動画サイトの規約を、その時点の最新のもので確認してください。分からないときは、その曲を使わず、別の入手方法に切り替えるのが安全です。私たちは法律の専門家ではないため、細かな判断が必要なときは、専門家や権利者の窓口にご確認ください。
公開前に確かめる4つ
- 誰の曲か(作った人・演奏した人)
- 使ってよい条件(目的・場所・期間・クレジットの要否)
- プラットフォームと動画サイトの規約
- 条件の記録(メール・画面の保存)を残しておく
公開前の準備全体は「公開前が勝負」にまとめています。
長さと音量の整え方
- 動画は短く:最初の数秒で何のプロジェクトかが分かるように。音楽もそこから入る
- 話し声が主役:ナレーションやインタビューのあいだは、音楽を小さく
- 盛り上げる場面を決める:最初の一言のあと、目標を言う場面、お礼の場面など、音楽を上げる場所を2〜3か所に絞る
- 無音をおそれない:静かな間は、言葉を強くする
- スマホで確認:多くの人は音を小さくして見ます。字幕を入れ、音楽がなくても伝わる動画にする
音楽があるとき、ないとき
音楽が必須ではありません。顔の見える話し声と、字幕だけで十分に伝わるプロジェクトもあります。音楽を入れるのは、プロジェクトの「らしさ」を足したいとき、思いを後押ししたいときです。
よくある質問
クラウドファンディングの動画に、好きな曲を使ってもよいですか?
市販の曲には権利を持つ人や団体がいて、使える条件が決まっています。無断で入れるのは避け、曲の権利者の案内と、使うプラットフォーム・動画サイトの最新の規約で確かめてください。
音楽は自作でもよいですか?
はい。権利の面でいちばん単純です。ただし、既存の曲に似すぎていないかを確かめ、他の人に演奏や歌を頼んだ場合は取り決めを残してください。
曲を作ってもらうとき、何を決めておけばよいですか?
使う目的(クラウドファンディングの紹介動画)、使う場所、期間、他の場面でも使えるか、費用、納期、修正の回数を、文章で残します。
素材(BGM)を使うときの注意はありますか?
素材ごとに使える条件が違います。商用利用やクラウドファンディングの動画への利用が認められているか、クレジットが必要かを、ダウンロードの前に確認し、画面を保存しておきます。
動画の長さは、どれくらいがよいですか?
短いほうが最後まで見てもらいやすくなります。最初の数秒で何のプロジェクトかが分かる作りにして、必要な内容を絞ってください。
音楽の制作まで相談できますか?
はい。ご要望を伺い、できる範囲をご案内します。企画・物語・リターン・動画の音楽・告知・ご報告まで、伴走のご相談をお受けしています。
実績の書き方のまとめもあります → クラウドファンディングの実績の書き方
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記事の公開日:2026年11月1日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード。