募集方式の選び方
All-inとAll-or-Nothing、どちらで始める? 決め手は「実施の形」
目標の金額がそろってから始める企画か、集まった金額で実施できる企画か。2つの方式の違いと、選ぶための3つの問いをまとめました。
先に結論
決め手は、企画の「実施の形」です。
- 必要な金額がそろってから始める企画(設備づくり、最低生産数のある商品など)→ All-or-Nothing
- 集まった金額に合わせて形を整えて実施できる企画(ライブ、作品づくり、地域の催しなど)→ All-in
- CAMPFIREでは、どちらの方式も選べます。CROWDFUNDING SUPPORTは、方式選びから、ページの物語、リターン、公開後のご報告まで伴走します。
2つの方式のちがい(CAMPFIREの場合)
All-or-Nothing(オール・オア・ナッシング)
目標金額を達成した場合にプロジェクトが成立する方式です。目標に届いたら、プロジェクトの実施とリターンのお届けに進みます。目標に届かなかったときは、支援は支援者へ返金されます。
All-in(オール・イン)
目標金額の達成・未達成にかかわらず、ご支援をいただくとプロジェクトが成立する方式です。集まった金額でプロジェクトを実施し、リターンをお届けします。そのため、目標に届かない場合も実施できる計画を立てておきます。
手数料のかかり方
手数料は、プロジェクトが成立したときに、集まった支援総額にかかります。All-or-Nothingで目標に届かなかったときは成立しないため、手数料はかかりません。手数料の率とプランは、CAMPFIREの手数料の解説でご覧いただけます。
目標金額は、手数料と税金、リターンの制作・送料まで積み上げて決めます。積み上げ方は「目標金額の決め方」へ。
方式を決める3つの問い
次の3つに答えると、方式は自然に決まります。
問い1:目標の金額がそろってから始める費用はありますか?
工事、機材の購入、最低生産数のある商品づくりなど、まとまった金額が先に要る企画はAll-or-Nothingが向いています。
問い2:集まった金額に合わせて、実施の規模を整えられますか?
会場の大きさ、録音する曲数、配る冊数などを調整できる企画はAll-inが向いています。
問い3:リターンは、どの金額でも届けられますか?
All-inは目標に届かなくても成立します。どの段階でも届けられるリターンを用意しておくと、安心して公開日を迎えられます。組み立て方は「リターン設計」へ。
企画の型ごとの選び方(音楽・舞台・お店・地域)
- ステージや設備をつくる:必要な金額がはっきりしている場合は、All-or-Nothingで目標を示すと、支援する人にも完成までの道のりが伝わります。設備の一部から始められる場合はAll-inも選べます
- CD・音源をつくる:録音する曲数やプレス枚数を調整できるなら、All-inで始めやすい企画です(「CDをクラウドファンディングでつくる」)
- ミュージカルやライブを開く:会場と日程が決まっているなら、All-inで集まった金額に合わせて演出を整えられます
- お店・宿の改装:工事の範囲を分けられるならAll-in、まとめて工事するならAll-or-Nothing
CROWDFUNDING SUPPORTを監修するたーなー先生は、2023年10月13日から12月31日まで、CAMPFIREで熱海・伊豆山の野外ステージづくりに挑戦しました。方式はAll-inで、173人の方から1,000万円以上(目標の334%)のご支援が集まり、CAMPFIRE 静岡県まちづくりランキング 2023年 1位になりました。この挑戦の記録は「ステージをクラウドファンディングでつくる」でご覧いただけます。方式を選ぶところから、こうした経験をもとに一緒に決めていきます。
よくある質問
初めてのクラウドファンディングには、どちらの方式が向いていますか?
企画の「実施の形」で選びます。集まった金額で形を整えて実施できる企画ならAll-in、必要な金額がそろってから始める企画ならAll-or-Nothingです。ご相談では、費用の内訳を一緒に書き出して決めます。
方式はいつまでに決めればよいですか?
公開前のページづくりの段階で決めます。公開したい日の90日前を目安に準備を始めると、方式・目標金額・リターンを落ち着いて決められます。
All-inで目標を超えたときは、どう使えばよいですか?
追加でできること(会場の拡大、録音曲数の追加など)を、あらかじめ「次の目標」として用意しておくと、公開中の発信にも使えます。伝え方は「活動報告」の記事でご覧いただけます。
方式選びから相談する
企画の内容と、使いたい費用の内訳を教えてください。方式・目標金額・リターンを一枚にまとめるところから伴走します。